彼の真価は、演じる役柄の「ギャップ」にある。『ヒエラルキー』で見せたダークでシリアスな表情とは打って変わり、JTBCドラマ『キング・ザ・ランド』では、視聴者の心を温める胸キュン必至の年下男子を爽やかに演じ切った。
一方で、ドラマデビュー初期の傑作『私たちのブルース』では、済州島の風香る青くほろ苦い青春の一ページを見事に体現。全く異なるベクトルを持つ作品群でありながら、どのキャラクターを演じても強い説得力を与える。この圧倒的なカメレオン振りが、日本をはじめとする世界中の視聴者を魅了し続ける一番の理由だ。