本作はもともと、1981年9月にリリースされた通算7枚目のアルバム『愛の世代の前に』に収録され、同年11月に14枚目のシングルとしてカットされた楽曲でした。当時のチャート成績は決して芳しいものではなく、知る人ぞ知る名曲という位置づけにとどまっていました。
状況が一変したのは1982年の発売から11年が経過した1992年1月のことです。野島伸司脚本、鈴木保奈美や唐沢寿明らが出演したフジテレビ系ドラマ『愛という名のもとに』の主題歌に抜擢。若者たちの青春の苦悩や葛藤を描いたドラマの世界観と見事に合致し、爆発的な社会現象となりました。
ドラマのためにボーカルを再録音し、星勝による重厚なアレンジを施した1992年シングル版は、発売直後から売上を伸ばし、浜田省吾自身初となるオリコンシングルチャート1位を獲得。累計売上は約170万枚を超えるミリオンセラーを記録し、彼のキャリアにおける最大の商業的成功を収めました。