動物病院に到着した後の初動処置は、誤飲からの経過時間によって異なります。摂取直後であれば催吐処置(専用の注射薬で安全に吐かせる)や胃洗浄が行われ、毒素を吸着する活性炭の投与、エタノール製剤を用いた解毒治療、集中的な点滴治療が実施されます。
気になる医療費について、一般的な誤飲処置と検査の費用相場を把握しておきましょう。
初期対応(診察料、血液検査、催吐処置、点滴など)で済んだ場合は約15,000円〜40,000円程度ですが、夜間救急診療の場合は時間外手数料(5,000円〜15,000円)が加算されます。さらに、急性腎不全や腸閉塞を発症して数日間の入院や手術、血液透析が必要になった場合は、総額で10万円〜30万円以上の高額医療費に達することも珍しくありません。
受診時は、犬が破いた保冷剤の残骸や外装パッケージ、成分表示の写真を必ず持参し、獣医師に正確な情報を伝えることが救命率を高める鍵となります。