少子化に伴い全国で増え続ける廃校。そのネガティブな課題を鮮やかなアイデアで希望へと転換させたのが、おいもスイーツ専門店「らぽっぽ」を手掛ける白ハト食品工業だ。閉校となった小学校の佇まいを巧みに残しつつ、最新の展示設備やハイセンスなレストラン、クラフトショップを融合させた設計は実に見事と言える。
廊下を歩けば、どこか甘酸っぱいノスタルジーが込み上げる。かつての職員室や教室が、今や日本各地から訪れるゲストを楽しませるエンターテインメント空間へと昇華した。地域農家との強固な連携のもと、休耕地を開墾して広大な直営農園へと作り変えた情熱こそが、この施設の真骨頂だ。