風太くんの功績は、日本中にレッサーパンダブームを起こしただけにとどまりません。生涯のパートナーとなった妻「チィチィ」(2015年永眠)との間に多数の命を授かり、国内のレッサーパンダ繁殖事業において極めて重要な役割を果たしました。
ふたりの間には、千葉市動物公園で人気を博した長男「クウタ」をはじめ、エイタ、メイメイ、風花(ふうか)など、8頭以上の子どもたちが誕生しました。その血筋はさらに次の世代へと受け継がれ、孫、ひ孫、玄孫(げんそん)へと広がっています。
現在では、日本全国各地の動物園で暮らすレッサーパンダの家系図をたどると、風太くんの名前に行き着くケースが珍しくありません。直立する愛嬌や整った顔立ちはしっかりと遺伝しており、各地の動物園で「風太の孫」「風太のひ孫」としてファンに親しまれています。