全12スクリーンを有するMOVIXさいたまでは、シアターの規模によってスクリーンの高さや座席傾斜が異なります。首への負担を最小限に抑えつつ、視野全体にスクリーンを収めるための座席選びは、映画体験の質を左右する最も重要な要素です。
まず、フラッグシップであるドルビーシネマ(シアター11)においては、F列・G列・H列・I列の中央ブロック(11番〜18番付近)が視覚・音響ともに最もバランスの取れた「スイートスポット」とされています。前過ぎるA〜D列は視界が画面で埋まり迫力はあるものの見上げる角度が強くなり、最後方の列ではドルビーアトモスのサラウンド効果がやや減衰する傾向にあります。
一方、同館最大規模を誇るシアター12などの大スクリーンでは、H列〜K列の中央寄りが目線の高さとスクリーン中央がほぼ平行になり、長時間鑑賞でも疲労感を感じにくいベストポジションです。車椅子席の後方や中央通路に面した列(通路を挟んだすぐ後ろの座席)は、足元が広く出入りがスムーズな反面、上映中に通路を通る人の動きが視界に入りやすいため、没入感を最優先する鑑賞スタイルなら中段の連続席中央を選ぶのが鉄則です。