暁の戦力を語る上で欠かせないのが、上位陣に迫る実力を持つ中堅メンバーたちの存在です。特に干柿鬼鮫 強さは、相手の性質によって評価が大きく跳ね上がります。
鬼鮫は愛刀「鮫肌」を用いて相手のチャクラを削り取り、自身を回復・強化する持久戦のエキスパートです。四尾の人柱力・老紫を単独で捕獲し、八尾のキラービーを極限まで追い詰めた実績を持ちます。「大鮫弾の術」は相手の忍術チャクラを吸収して巨大化するため、忍術主体の忍にとっては天敵中の天敵です。マイト・ガイのように純粋な体術の極致をぶつけられない限り、並大抵の手練れでは突破できません。
続いて、芸術コンビとして行動を共にしたサソリ デイダラ 比較も見逃せません。デイダラ自身が作中で「サソリの旦那はオレより強い」と認めていた通り、サソリの総合戦力は極めて凶暴です。三代目風影の人傀儡による「砂鉄界法」は広範囲かつ変幻自在で、仕込まれた猛毒は触れただけで3日以内に死をもたらします。自身の肉体も傀儡化しており、心臓部である「生身の核」を無傷のまま別の傀儡へ移せるため、実質的な不死性を有していました。
一方のデイダラは、上空からの爆撃という絶対的な位置優位と、ナノサイズの小型爆弾を吸い込ませて体内から細胞を破壊する「C4カルラ」という凶悪な手札を持ちます。しかし、雷遁で起爆を無効化される弱点や、写輪眼の観察眼に対して明確な苦手意識を抱えていました。
そして、滝隠れの抜け忍である角都 心臓 能力もまた驚異的です。「地怨虞(じおんぐ)」により奪った心臓を体内に5つストックし、火・風・雷・土・水の全性質変化を高威力で放ちます。土遁による肉体硬化は並の物理攻撃を一切通さず、5つの心臓をすべて破壊しなければ絶命しないため、初見で単独撃破するのは極めて過酷な条件となります。
なお、初期に組織を離れた大蛇丸 暁 脱退理由は、うちはイタチの肉体(写輪眼)を奪おうとして返り討ちに遭い、力の差を痛感したことにあります。大蛇丸は忍術への探求心と穢土転生による拡張性を持ちますが、イタチやペインの持つ瞳術の絶対的な前には一歩及ばなかったのが実情です。