東アジアの映像文化を象徴する巨匠たちへの視線も極めて熱い。圧倒的な美しさを誇るアニメーション表現で観客を魅了する新海誠監督と、社会の闇を鋭く穿つ作風で世界を震撼させた奉俊昊(ポン・ジュノ)監督。両者の作品に対する現地ファンの熱量は冷めるどころか、作品を重ねるごとに深度を増している。
単なる「面白い」「美しい」といった感想にとどまらず、作中に仕込まれた隠されたメタファーや時代背景への考察が連日書き込まれている。国境や言語の壁を軽々と超え、人間の普遍的な喜怒哀楽を捉えた作品群が、現地コミュニティの議論を大いに活性化させている。