男性たちの重い腰をどう動かすか。これはEC・ギフト業界にとっても長年の課題となっている。市場データを分析すると、女性顧客が数週間前から計画的に商品を選定するのに対し、男性顧客の行動は極めて突発的だ。
楽天市場やAmazonといった大手ECモールにおける購買履歴データを追うと、男性の注文ピークは母の日の直前、あるいは当日の朝に集中していることがわかる。直前になって慌てて検索するものの、配送が間に合わないと知って諦めてしまう層が相当数存在する。
「商品数が多すぎて選べない」「メッセージカードの文面を考えるのが苦痛」という離脱要因をいかに減らすかが、EC各社のプラットフォーム設計における最重要テーマとなっている。