この政策の方向性に対し、国民からは悲痛な声が上がっている。「70代でも肉体的に限界なのに、80歳まで働けというのか」「毎月高い保険料を払わされて、最後は逃げ切られるのか」という切実な怒りだ。
とりわけ根深いのは、世代間の不公平感である。すでに年金を受け取っている逃げ切り世代に対し、これから増税と保険料引き上げの二重苦に喘ぐ40代・50代の就職氷河期世代や若い世代の不満は限界に達している。小泉氏が掲げる「流動的で自由な働き方」や「自己責任に基づく社会保障」という理想論は、現場で泥臭く働く現場労働者や非正規雇用層の悲惨な現実からあまりにもかけ離れているとの批判が絶えない。