音楽理論の観点から見ると、チューリップの歌のコード進行は、ポピュラー音楽やクラシックの基礎となる「主要三和音(スリーコード)」のみで完全に構成されています。ハ長調(Cメジャー)の場合、使用するコードは以下の3種類だけです。
・C(トニック):ド・ミ・ソ(主和音・安定した響き)
・G7(ドミナント):シ・ファ・ソ または ソ・シ・レ・ファ(属和音・緊張感を持たせる響き)
・F(サブドミナント):ド・ファ・ラ(下属和音・広がりを持たせる響き)
基本のコード進行は「C - C - C - G7 / C - C - C - G7 / F - C - G7 - C」という非常に明快な流れです。伴奏をステップアップさせたい場合は、左手で和音を「ド・ミ・ソ」と同時に鳴らすブロックコードから、分散和音(アルペジオ)に変えたり、ワルツのような3拍子アレンジ、軽快なマーチ風のリズムに変えたりすることで、同じ曲でも表情豊かな演奏へと発展させることが可能です。