イラストの口の描き方徹底解剖!立体感と表情を生むプロの神技

イラストの口の描き方徹底解剖!立体感と表情を生むプロの神技

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口の立体感を正確に捉えるためには、まず顔の輪郭に対して正しいアタリを配置する手順が欠かせません。アオリ(下からの煽り)やフカン(上からの見下ろし)を含め、角度ごとのポイントを押さえましょう。

1. 正面顔におけるアタリと比率

正面の口を描く基準は、鼻先と顎先の中間地点よりも「わずかに上」に上唇と下唇の合わさり目が来る配置が黄金比とされています。幅の目安は、両目の黒目の内側から真下に下ろしたラインの内側に収まるサイズ感です。上唇の中央にある結節(わずかな突起)と、下唇の丸みを意識して、中央から口角に向かって緩やかなM字カーブを描きます。

2. 斜め顔(フカン・アオリ)の圧縮と回り込み

斜め向きの作画で最も重要なのは、「手前側の唇は広く、奥側の唇は急激にパースで縮む」という遠近法の圧縮です。顔の中心線(正中線)を境にして、奥側の唇は円柱の裏側へ回り込むため、幅が狭くなるだけでなく、唇の厚みによって中心線の位置が手前に引っ張られて見えます。補助線として唇を「筒に巻き付くリボン」に見立ててアタリを取ると、角度が急になっても破綻しません。

3. 横顔の凹凸とEラインのバランス

横顔を描く際は、鼻先と顎先を結ぶ「Eライン(エステティックライン)」を意識します。上唇は下唇よりもわずかに前に突き出し、口角は横から見ると奥へと深く切れ込みます。唇を尖らせた三角形にするのではなく、上唇の傾斜、下唇のふくらみ、そして顎へのくびれという3段階のウェーブを描くことで、骨格の美しさが際立ちます。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。