ポケモンファンの間で定期的に議論を巻き起こすのが、色違いポケモン緑をめぐる賛否両論の現象です。通常色はまったく別の色であるにもかかわらず、色違いになると鮮やかな蛍光グリーンや抹茶色に変貌するポケモンが一定数存在します。
代表的な例が、カイリュー(通常:オレンジ→色違い:オリーブグリーン)、エーフィ(通常:薄紫→色違い:蛍光グリーン)、カイリキー(通常:灰色がかった青→色違い:黄緑色)、サザンドラ(通常:青×黒→色違い:緑×紫)などです。
ネット上では「なぜこのポケモンを緑色にしてしまったのか」「毒々しくて好みが分かれる」という戸惑いの声が上がる一方で、「一目で色違いとわかる奇抜さが最高」「バトルで相手に強烈なプレッシャーを与えられる」と熱狂的に支持するコアなコレクターも少なくありません。
初期のゲームボーイ時代(第2世代)の色違い配色は、ハードウェアの制約上、色相パレットの数値を一定ルールで機械的にスライド変換させていた経緯があります。その結果として偶然生まれた鮮烈な緑色が、世代を超えた今では唯一無二の個性として定着している点は、ゲーム開発史の観点からも非常に興味深い事実です。