製作活動を保育日誌や月案・個別指導案に落とし込む際は、単なる作業に終わらせず、発達課題に即した「ねらい」を明確に設定することが求められます。
幼児クラスの指導案における主なねらいの例としては、以下のような観点が挙げられます。
- 身近な絵本の世界に親しみ、イメージを膨らませて自分なりの表現を楽しむ。(表現)
- 道具(ハサミ、筆、シール等)の扱い方に慣れ、手指を意欲的に動かす。(健康・表現)
- 自然物の色や形の変化に興味を持ち、友達や保育者と感じた面白さを共有する。(環境・言葉)
また、完成した作品を保育室に飾る壁面飾り(壁面装飾)の演出も重要です。背景に大きな虹や野原、入道雲をあしらった模造紙を設置し、子どもたちが作った個性豊かなうさぎたちを行進するようにレイアウトすると、お部屋全体が絵本の世界へと生まれ変わります。保護者にとっても、我が子の表現の工夫や成長をひと目で実感できる温かな空間となります。
なお、事前準備を効率化したい場合、うさぎの輪郭やワンピースの型紙は手描きで作成するほか、保育士向けポータルサイトや素材配布サイトで提供されている無料の型紙データを活用すると、均一なシルエットを短時間で用意できます。