仙元山見晴らしの丘公園が多くの来園者を惹きつけてやまない最大の理由は、自然の傾斜を巧みに活かしたアクティビティと、圧倒的な眺望が見事に融合している点にあります。都心のテーマパークのような人工物感ではなく、森林浴を楽しみながら全身を使って遊べる環境が、現代のファミリー層のレジャーニーズに合致しています。
なかでも公園の代名詞となっているのが、全長203メートル・高低差33メートルを誇る巨大ローラーすべり台です。スタート地点に立つと、足元から眼下へ向かって緑のトンネルが伸びており、滑り出しとともに心地よい風が体を抜けます。ローラーの回転による適度なスピード感とスリルは、子どもだけでなく大人も思わず声をあげる迫力です。利用には専用のビート板(マット)を使用するため、安全面にも配慮されています。
もうひとつの見どころが、園内中央にそびえる木造の展望デッキです。標高約220メートル付近に建てられた展望台からは、小川町の市街地はもちろん、晴天時には前橋・高崎方面の街並みや赤城山・日光連山までクリアに見渡せます。夕暮れ時から日没後にかけては、盆地に広がる街灯りが美しい陰影を描き出し、静かな夜景観賞スポットとしても知る人ぞ知る人気を集めています。