取材班が東京〜青森間を定期的に往復するビジネスパーソンおよび旅行者数十名の体験談と利用ログを精査したところ、各ルートの「生の満足度」には明確な傾向が現れました。
新幹線利用者の多くが口を揃えるのは、「作業効率と身体的ストレスの少なさ」です。車内全席への電源コンセント配備やJR東日本の無料Wi-Fi、さらにシートピッチの広さにより、「乗車している3時間をそのままデスクワークや休息に充てられる」という点が高く評価されています。悪天候による運休率が航空便に比べて極めて低い点も、出張族からの圧倒的支持を集める理由です。
一方、航空便のヘビーユーザーからは「マイルの積算や空港ラウンジの利用価値」が挙げられる反面、「青森空港の冬期欠航リスク」を懸念する声が目立ちます。青森空港は世界有数の豪雪地帯に位置し、高度な除雪隊「ホワイトインパルス」の技術によって高い就航率を維持しているものの、記録的な猛吹雪の日には欠航や羽田引き返しが発生するリスクがゼロではありません。
夜行バスに関しては、「3列独立シートを選べば意外と熟睡できるが、翌朝の到着直後にお風呂施設やカフェを確保しておかないと動き出せない」といった現場ならではの実情が浮き彫りになっています。