Q1:分電盤交換の工事中は、家全体の電気が使えなくなりますか?
A1:はい。作業員の安全確保と漏電事故を防ぐため、主幹ブレーカーおよび外部からの引き込み電源を切断する「完全停電」の状態で工事を行います。停電時間は通常1時間〜1時間半程度です。冷蔵庫内の保冷対策や、パソコン・通信ルーターなどの精密機器の電源は事前に安全に落としておく必要があります。
Q2:ブレーカーが頻繁に落ちるのは、分電盤の故障が原因ですか?
A2:一概に故障とは言えません。原因は主に3つ考えられます。1つ目は契約アンペア数を超える家電の同時使用(容量オーバー)、2つ目は特定の電化製品や屋内配線の絶縁劣化による実際の漏電、3つ目が分電盤内部のブレーカー機構の経年劣化による過敏作動です。使用家電を減らしても頻繁に落ちる場合や、特定の回路だけが使用中に限らず落ちる場合は、配線または分電盤自体の故障の可能性が高いため、専門調査が必要です。
Q3:電力会社(東京電力や関西電力など)に連絡すれば、無料で分電盤を交換してもらえますか?
A3:電力会社が原則として無償管理・交換するのは「スマートメーター(屋外の電力量計)」までです。屋内に設置されている分電盤やブレーカーは住宅所有者の「自己資産(私有設備)」となるため、電力会社が無料で分電盤本体を交換することはありません。交換費用は全額自己負担(賃貸の場合は大家負担)となり、民間登録電気工事業者に工事を依頼する必要があります。