公衆無線LANの利用において、専門家が最も警鐘を鳴らしているのが「野良Wi-Fi(悪意あるなりすましアクセスポイント)」の存在です。
セブンスポットが廃止された現在、仮にセブン-イレブンの店先で「7SPOT」や「7-Eleven_Free」といった名前のSSIDが表示された場合、それは100%サイバー攻撃者が設置した偽装アクセスポイント(Evil Twin / 悪魔の双子攻撃)です。
こうした悪質なアクセスポイントに誤って接続すると、以下のような深刻な被害に遭うリスクがあります。
- 通信内容の盗聴によるクレジットカード情報やログインID・パスワードの流出
- 偽のログイン画面(フィッシングサイト)への強制誘導
- 端末内の写真や連絡先データへの不正アクセス
大手コンビニが無料Wi-Fiから撤退した背景には、こうした犯罪インフラとして自社のブランド名が悪用されるのを防ぐという側面も含まれています。街中で見覚えのあるブランド名がついたオープンWi-Fiを見かけても、安易にパスワードなしで接続することは絶対に避けてください。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
通信環境の激変期である現在、どのような通信手段を選択すべきかは利用者の目的とリテラシーによって明確に分かれます。
【キャリアWi-Fiやルーターレンタルを活用すべき人】
- 外出先でノートPCやタブレットを開いて業務連絡やリモートワークを行う人
- 毎月のスマホ契約が小容量プランで、月末のギガ枯渇に頻繁に悩まされる人
- 個人情報や決済データを扱うため、通信の暗号化と安全性を最優先したい人
【野外でのWi-Fi探しを避けるべき人・慎重になるべき人】
- セキュリティ警告のポップアップが出ても内容を読まずに「許可」を押してしまう人
- 暗号化キー(鍵マーク)のない無料Wi-Fiに自動接続する設定を有効にしている人
- 主にコンビニへ立ち寄る目的が数分以内の買い物のみである人(自前のモバイル回線で十分)