タコを茹でた後の赤い煮汁には、タコから溶け出した旨味成分(タウリン、グリシン、アラニン、グルタミン酸)が濃厚に凝縮されています。これを捨てるのは非常にもったいない選択です。
最もおすすめの活用法は「料亭風タコ飯(炊き込みご飯)」です。研いだ米2合に対し、粗熱を取って布巾で濾した茹で汁を通常通りの目盛りまで注ぎます。そこに薄口醤油大さじ1.5、みりん大さじ1、酒大さじ1、千切り生姜を加え、茹で上がったタコの足を薄切りにして炊き込みます。米の一粒ひとつぶにタコの出汁が染み渡り、ほんのり桜色に染まった絶品のタコ飯が完成します。
また、茹で汁をベースにしたお吸い物や、トマト缶と合わせたシーフードパスタのソースベースとしても、他の魚介エキスを必要としないほどの芳醇なコクをもたらします。