インターネット上で秋篠宮家に対するネガティブな言説が目立ち始めたのは、決して昨日今日のことではありません。かつて昭和から平成初期にかけて、礼宮さま(現・秋篠宮さま)と紀子さまのご成婚は「紀子さまフィーバー」として日本中から祝福され、親しみやすい宮家としての確固たる地位を築いていました。
風向きが完全に変わったのは、2017年の眞子さんの婚約内定発表以降です。インターネット掲示板やSNSが普及した時代背景も重なり、皇室報道に対する一般読者のリアクションが可視化されやすくなりました。当初は一部の週刊誌報道に対するリアクションに過ぎなかったものが、次第に皇室系YouTuberやインフルエンサーによる論評動画の乱立によって増幅され、批判的な言説がアルゴリズムを通じて拡散され続ける情報環境が形成されたのです。
ネット上の声を分析すると、単なる感情的な反発だけでなく、「税金で賄われる皇族としての特権を享受しながら、国民への説明責任を果たしていないのではないか」という公金使途と特権意識への疑問が批判の核心にあることが分かります。