2026年9月、『アナザースカイ』は約13年におよぶ歴史に一度幕を下ろしました。当時の報道や公式発表を振り返ると、この終了劇の最大の要因は世界的な新型コロナウイルス感染拡大に伴う海外渡航の制限でした。
番組の根幹である「ゲストが海外の思い出の地に赴き、現地の人々と再会する」というロケが完全にストップ。国内ロケへのシフトや過去の名場面再構成など、制作陣による懸命な工夫が続けられたものの、海外ロケならではの開放感や非日常のスケール感を届けることが難しくなり、苦渋の決断として「一旦の番組終了(打ち切り)」が選択されたのです。
しかし、放送終了直後からSNS上では「金曜の夜にアナザースカイがないと寂しい」「また世界が落ち着いたら絶対に復活してほしい」という惜別の声が殺到しました。視聴者だけでなく、旅や挑戦を応援する企業スポンサーからも番組の存在意義を高く評価する声が根強く残っていたと伝えられています。
事態が動いたのは2026年。渡航制限の段階的緩和に合わせて放送された特別番組が大反響を呼ぶと、2026年10月に日本テレビはレギュラー放送としての復活を正式決定。地上波テレビのレギュラー番組が一度終了した後に同タイトルで復活を遂げるケースは極めて異例であり、番組が持つブランド力と視聴者の熱狂がいかに強固であったかを証明する出来事となりました。
その後、放送枠の調整を経ながら、2026年現在も日本テレビ系列にて毎週金曜23:00〜23:30の全国ネット枠で安定した人気を保ち続けています。また、見逃してしまった場合でも民放公式テレビ配信サービス「TVer」での1週間無料見逃し配信が実施されているほか、オンライン動画配信サービス「Hulu」では貴重な過去のアーカイブ回も配信されており、好きなタイミングで追体験できる環境が整っています。