映画公開後、映画館に足を運んだ観客や映画評論家から寄せられた佐野勇斗の演技の評判は、極めて高いものでした。SNSや映画レビューサイトでは「新入部員2人のキャスティングが完璧すぎる」「舌打ちのタイミングと表情のコミカルさに爆笑した」「弟たちの前で見せる兄の表情に思わず泣かされた」といった絶賛の声が相次ぎました。
特に高く評価されたのが、コメディリリーフとしての緩急です。完璧なイケメンフェイスでありながら、変顔や情けないリアクションを一切躊躇せずにやり切る思い切りの良さは、作品全体のテンポ感を大いに底上げしました。
その確かな実力は業界内でも高く評価され、佐野勇斗は本作『ちはやふる -結び-』および同年公開の映画『3D彼女 リアルガール』での好演が認められ、第28回日本映画批評家大賞 新人男優賞(小森和子賞)を受賞しました。単なるアイドル的ビジュアルにとどまらない「本格派バイプレイヤー」としての実力を公に証明した瞬間でした。