二人の出会いは1993年、吉田栄作のソロコンサートのバックステージでした。知人を介して対面した二人は意気投合し、ほどなく交際へ発展。当時の吉田栄作は「白Tシャツにブルージーンズ」の爽やかなスタイルで国民的人気を博し、平子理沙は雑誌『JJ』専属モデルやフジテレビ系『F1グランプリ』のキャスターとして頭角を現していました。約3年半の交際期間を経て、1997年に米ハワイ州で挙式。理想的なトップスター同士の華やかなゴールインとして、連日ワイドショーを席巻しました。
しかし、新婚生活の幕開けとほぼ同時期に、吉田栄作は全盛期の地位を一旦手放してハリウッド挑戦のために単身渡米します。この大きな決断が、二人の生活様式に最初の変化をもたらしました。平子理沙も一時的にアメリカ生活を共にしましたが、日本でのモデルオファーが増加したことや家族との絆から、次第に東京をメイン拠点とするようになります。
2000年代後半に入ると、平子理沙のモデル経歴は爆発的な第2の黄金期を迎えます。雑誌『Sweet』などで披露した「アラフォーに見えないドーリーなビジュアル」が社会現象となり、いわゆる「美魔女ブーム」の先駆者として女性層から絶大な支持を獲得しました。一方の吉田栄作も日本での俳優業に復帰し、骨太な実力派俳優としての地位を再構築。互いに自立した表現者として充実期を迎える一方で、夫婦がひとつの屋根の下で過ごす時間は年々減少していきました。