オリーブの実は生食Ng?簡単な渋抜きと塩漬けのプロ直伝レシピ&収穫の極意

オリーブの実は生食Ng?簡単な渋抜きと塩漬けのプロ直伝レシピ&収穫の極意

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「毎年綺麗な花は咲くのに、一向に実が留まらない」「小さな実ができてもすべてポロポロ落ちてしまう」という声が、園芸愛好家のコミュニティやSNS上で極めて多く見られます。現場取材と樹芸学的データから判明した、実がつかない決定的な3つの要因を紐解きます。

原因1:自家不結実性(1品種しか植えていない)
オリーブは自分の花粉では受精しにくい「自家不結実性(じかふけつじつせい)」が非常に強い植物です。1本の木だけでは、開花しても結実率は1%未満にとどまります。実を収穫するためには、「開花時期が重なる異なる2品種以上」を近くに植える必要があります。代表的な相性の良い組み合わせは以下の通りです。

  • 「ミッション」×「ネバディロ・ブランコ」
  • 「マンザニロ」×「ルッカ」
  • 「シプレッシーノ」×「アルベキーナ」

原因2:春先の剪定で「花芽のついた前年枝」を切り落としている
オリーブは「前年に伸びた新しい枝(2年枝)」に花芽をつけます。春先の剪定時に、伸びすぎた枝や細い枝をむやみに切り詰めてしまうと、花芽ごと落としてしまい、その年は全く開花しなくなります。剪定は2月〜3月の休眠期に行い、古い主軸枝の間引きを中心にして前年枝を適度に残すのが鉄則です。

原因3:受粉期の長雨・日照不足または害虫被害
オリーブは虫ではなく風によって花粉が運ばれる「風媒花」です。5月下旬〜6月上旬の開花時期に梅雨の長雨が続くと、花粉が水で流されて受粉障害を起こします。また、日本の温暖多湿な環境では「オリーブアナアキゾウムシ」という専属害虫が幹に入り込み、樹勢を急激に弱めて落果を引き起こすケースが多発しています。株元にオガクズのような糞が出ていないか定期的な点検が必要です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。