毎年の冬至当日、早稲田・穴八幡宮の参道周辺には未明から数千人の行列が形成されます。2026年代半ばを過ぎた現在もその熱気は衰行を知りません。長年通い続ける自営業者や個人投資家、一般の会社員への聞き取り調査から見えてくるリアルな実態を紹介します。
「毎年、冬至の朝一番に参拝し、壁のお札と懐中御守を2体ずつ授かっています。以前は財布に入れる時間も深夜0時きっかりにアラームを鳴らして入れていましたが、社務所の方から『懐中御守は日中に気持ちを込めてお納めくだされば大丈夫ですよ』と教えていただいてからは、心が非常に楽になりました。以来、新しい財布の整理をしてから清らかな気持ちで納めています」(50代・飲食店経営者)
「キャッシュレス化が進んで極小のフラグメントケースを使うようになりましたが、一陽来復の懐中御守だけは専用の薄型スロットに必ず入れています。支払いの際にお守りが視界に入るたび、『無駄遣いを控え、事業に生きるお金の使い方をしよう』と背筋が伸びます。その自制心こそが本当のご利益だと感じています」(30代・IT企業役員)
このように、深夜0時という形式的な時間に過度に固執するのではなく、「日々の金銭感覚に対する真摯な向き合い方」としてお守りを大切に扱っている人ほど、事業や生活の安定を実感している傾向が見て取れます。