インターネット上にあふれる「絶対に教えたくない穴場スポット」という言葉には、大きな落とし穴が存在します。SNSのアルゴリズムによって誰もが同じ情報にアクセスできる現在、「ネットで検索して上位に出てくる穴場=すでに大混雑の激戦区」へと姿を変えています。
例えば、七夕行事として名高い平塚や阿佐ヶ谷の周辺で「混雑を避けてゆっくり短冊を飾れる」と紹介された寺社や緑道には、投稿を見た観光客が殺到し、本会場並みの列ができる現象が各所で報告されています。真の意味で落ち着いて情緒を味わいたいのであれば、大規模イベントに無理に割り込むのではなく、都心の庭園夜間特別公開(六義園や肥後細川庭園など)や、区市町村の地域鎮守神社で行われる小規模な七夕祈願祭を選ぶのが賢明な七夕祭り穴場の探し方です。
また、混雑回避のポイントとして現場取材から導き出された鉄則は以下の3点に集約されます。
- 最寄り駅の「2駅手前・先」を利用する:大規模花火や祭りの終了直後、最寄り駅は数万人が集中し改札入場まで1〜2時間を要します。あらかじめ20分ほど歩いて隣接路線の別駅へ向かうルートを設定しておくだけで、帰宅疲労は劇的に軽減されます。
- ICカード残高は前日までに往復分チャージ:券売機前で発生する長蛇の列は混雑悪化の最大の原因です。モバイルSuica・PASMOの残高確認を徹底することが基本となります。
- ピークアウトの原則(15分前退場か1時間後退場):プログラムのクライマックス直前(フィナーレ開始15分前)に歩き出すか、あらかじめ会場周辺の飲食店を予約して終了後1時間は腰を落ち着けて待機する二者択一が有効です。
さらに、夏の風物詩である浴衣デートおすすめのプランを検討しているカップルには、足元の落とし穴に対する配慮が求められます。慣れない下駄や草履による靴擦れは、歩行不能に陥る最大の原因です。あらかじめ鼻緒部分に保護テープを貼り、絆創膏と携帯サンダルをバッグに忍ばせておく配慮があるだけで、パートナーとの関係を円満に保つことができます。