あまんぼうには、日中に運航される「三郎岩クルーズ(デイクルーズ)」と、夏季の夜間限定で出航する「夜光虫ナイトクルーズ」という、趣の全く異なる2つのプログラムが存在します。それぞれの特徴、所要時間、適したシーズンを以下の比較表にまとめました。
昼の便では、海上に突き出た「太郎・次郎・三郎」と呼ばれる三つの奇岩「三郎岩」へと向かいます。海の上から迫力ある火山性の造形美を仰ぎ見た後、船底の展望室へと移動し、岩礁に集まる魚たちを観察します。天候が良ければ青空と海のコントラストが素晴らしく、隠岐の自然美を一度に満喫できる王道の観光ルートです。
一方、リピーターや旅慣れた旅行者から圧倒的な高評価を集めているのが、夏の夜にだけ開催される夜光虫ナイトクルーズです。出航後、暗闇の海上で船内および船底の明かりが完全に消灯されます。船が波を切って進む刺激やスクリューの水流によって、プランクトンである夜光虫が一斉にエメラルドグリーンから青白い光を放ちます。まるで海の中を流星が駆け巡るような光景は、デジタル画面越しでは決して体感できない息を呑む美しさです。海士町に宿泊した者だけが味わえる特権的なアクティビティと言えます。