『Mr.サンデー』を語る上で欠かせないのが、宮根氏の強烈な個性を支え、時にブレーキ役となって番組の品格を保ってきたミスターサンデーの歴代キャスター陣の存在です。番組の歴史は、実力派女性アナウンサーたちの成長の軌跡でもあります。
番組立ち上げの2010年4月から2013年3月まで初代パートナーを務めたのは、フリーアナウンサーの滝川クリステル氏でした。「おもてなし」スピーチ前夜の彼女が見せるクールで洗練された佇まいと、浪速のバイタリティ全開な宮根氏とのコントラストは、新番組として鮮烈なインパクトを残しました。
その後、フジテレビの生え抜きアナウンサーたちがバトンを繋ぎます。卓越したアナウンス力と現場取材への熱意で支えた椿原慶子アナ、安定感のあるニュース読みと知的なコメントで信頼を集めた三田友梨佳アナ、そして持ち前の明るさと臨機応変なスタジオ対応力で新風を吹き込んだ藤本万梨乃アナなど、各時代を象徴するアナウンサーが番組の屋台骨を支えてきました。
さらに、国際情勢を深く掘り下げるジャーナリストの木村太郎氏をはじめとする、専門性の高いミスターサンデーのコメンテーター・出演者陣の多角的な視点も、番組の厚みを形成する決定的な要素となっています。