津商業の歴史を語る上で欠かせないのが、2015年夏(第97回全国高等学校野球選手権大会)の快挙です。創部以来初となる夏の甲子園切符を掴み取ると、甲子園の舞台でも堂々たる戦いを披露しました。
初戦の相手は全国優勝経験を持つ名門・智辯和歌山。下馬評を覆すアグレッシブな走塁と相手の隙を見逃さない集中打で9-4と鮮やかな逆転勝利を飾り、全国のファンを驚嘆させました。続く2回戦も鳥取城北を破ってベスト16(3回戦進出)へ進出。「津商旋風」の合言葉とともに、ひたむきに白球を追う姿は三重県民に大きな勇気を与えました。
私立高校が大型補強を行う時代にあっても、津商は全員野球の結束力で全国レベルの相手と渡り合えることを証明しました。あの夏から時を経た現在も、甲子園の舞台を知るOBたちの熱い思いは現役世代へと脈々と受け継がれています。