株式会社明治の公式発表および流通データによると、カールの現在の販売地域は滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、そして境界線となる福井県、岐阜県、三重県の計24府県に限られています。
かつて全国5か所の工場(坂戸工場など)で分散生産されていたカールですが、生産拠点はグループ子会社である愛媛県松山市の「四国明治株式会社」松山工場1拠点に集約されました。この抜本的な拠点集約により、東日本への長距離トラック輸送は採算ラインを完全に割り込み、地理的な供給限界線がそのまま販売境界線となった歴史的経緯があります。
ラインナップに関しても大幅なスリム化が断行されました。かつて多種多様なフレーバーが展開されていたものの、現在生産されているのは「カール チーズあじ」と「カール うすあじ」の2種類のみです。かつての定番であった「カレーあじ」や「小つぶカール」「大人の贅沢カール」といった派生商品はすべて生産終了となっており、極限まで無駄を削ぎ落とした2大看板体制で伝統の味が守られています。