背番号の行方もまた、チームの序列と歴史を象徴する大きな見どころです。2026年大会における注目のナンバーは、やはり「10番」と「7番」の割り当てです。
かつて名波浩、中村俊輔、香川真司といった稀代の司令塔が背負ってきた伝統の「背番号10」は、現在は堂安律が定着させています。クラブでは右ウイングとして躍動し、代表でも試合を決める強心臓ぶりを発揮する堂安にとって、10番は単なる番号ではなく「チームを勝利へ導く覚悟」の証です。
一方、左サイドを切り裂く三笘薫の「背番号7」、そして右サイドからゲームを支配する久保建英の「背番号20」は、それぞれが世界的なブランドとして定着しました。久保に関しては、将来的な10番継承を期待する声も根強く存在しますが、本人はレアル・ソシエダや代表で慣れ親しんだ愛着ある番号を好んで着用する傾向があります。キャプテンの遠藤航が背負う「背番号6」は、中盤の要としての絶対的権威を物語っています。