「日曜日でも郵便局に行けば手数料はタダのはず」と思い込んでいる利用者は、2026年を迎えた現在でも後を絶ちません。しかし、公式発表資料が示す現実は明確です。ゆうちょATMの日曜日無料時間帯は存在せず、日曜日は終日110円(税込)の手数料が発生します。
平日の日中(8:45〜18:00)や土曜日の特定時間(9:00〜14:00)であればゆうちょ直営ATMは無料で利用できますが、日曜・休日は朝一番の稼働開始から夜間の営業終了まで、例外なく1回あたり110円が口座から差し引かれます。かつての「いつでも無料」という記憶のまま画面の確認ボタンを押してしまい、通帳記帳を見て初めて手数料に気づくケースが多発しています。
さらに利用者を混乱させているのが、コンビニエンスストアにおける料金の二重構造です。特に「ファミリーマートのゆうちょATM手数料」を巡っては、店舗ごとに体験が異なるとの声が頻繁に上がっています。このカラクリの正体は、ファミリーマート店内に設置されているATM端末の運営母体の違いにあります。
ファミリーマートには、緑の看板を掲げた「ゆうちょ銀行の直営ATM」が設置されている店舗と、共同ATMである「イーネット(E-net)ATM」が設置されている店舗が混在しています。前者の直営ATMであれば郵便局と同じく日曜日終日110円で利用できますが、後者のイーネットATMの場合は提携コンビニATM扱いとなり、日曜日終日220円の手数料が請求されます。外見上は同じファミリーマートであっても、設置機種を判別できなければ利用コストが2倍に膨らんでしまう構造が存在しています。