週末ともなると、地上の中央改札口やバスターミナル周辺は人の波で埋め尽くされる。だが、構内を知り尽くした地元民は決してメインストリートを直進しない。混雑を回避する最大の鍵は、ポルタの南北を貫くサブ通路の立体的な活用にある。
JRの地下東口改札を出た直後、多くの観光客は正面のメインアベニューへと吸い込まれていく。しかし、あえて右手奥の連絡通路へと舵を切り、地下二階レベルの接続ポイントを経由することで、人の密集度を半分以下に抑えながら目的地へと到達できる。雨天時に濡れずに移動できるだけでなく、エスカレーターの行列を完全にスルーして烏丸通側へ抜けられるこのルートは、過密都市・京都をスマートに移動するための必須知識だ。