ショッピングモールや百貨店を訪れた際、「そういえばコムサデモードのショップを見なくなった」と感じる人が増えた背景には、看板名称の完全移行があります。かつて全国の百貨店で圧倒的な売り場面積を誇っていた「COMME ÇA DU MODE」名義の店舗は、ブランド戦略の見直しによって順次リニューアルが行われました。
この名称変更のプロセスにおいて、一般の消費者向けに大々的な告知が行われなかったこともあり、「ブランドが終了・消滅した」という誤解が広まりました。実際には、ブランドの歴史やモノづくりへのこだわりを継承したまま、新たなブランドネームへと看板を架け替えたというのが正確な事実です。
1976年の創業以来、ファイブフォックスの屋台骨として成長を牽引してきた旗艦ブランドは、時代の空気感と顧客層の成熟に寄り添う形で、その姿を進化させました。