モノ・ジ・トリの意味と順番は?1から10の覚え方と化学接頭辞一覧

モノ・ジ・トリの意味と順番は?1から10の覚え方と化学接頭辞一覧

モノ・ジ・トリの意味と順番は?1から10の覚え方と化学接頭辞一覧の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

化学で使われる1から10までの数接頭辞は、規則的な順序を持っています。4の「テトラ」、5の「ペンタ」、6の「ヘキサ」以降の展開を一覧表にまとめました。

数値接頭辞(カタカナ / 英語)代表的な化合物・具体例編集部の解説・語源トリビア1モノ(Mono-)モノレール、モノマー、一酸化炭素「単一の」を意味するmonosが語源。化学命名では省略されるケースも多い。2ジ(Di-)二酸化炭素、ジクロロメタンギリシャ語のdis(2回、二重)に由来。重合体用語では「ダイマー」と英語読みされる。3トリ(Tri-)トリグリセリド、三酸化硫黄、トリオギリシャ語・ラテン語共通の数詞。トライアングル(三角形)など身近な単語にも多数。4テトラ(Tetra-)四塩化炭素、テトラポッド、テトラポットギリシャ語のtettares由来。消波ブロックの「テトラポッド」は4本足の意味。5ペンタ(Penta-)ペンタン、ペンタゴン(米国防総省)ギリシャ語のpente由来。ペンタゴンは建物が五角形であることにちなむ。6ヘキサ(Hexa-)ヘキサン、シクロヘキサン、六角形ギリシャ語のhex由来。ベンゼン環のような6員環構造の記述に頻出する。7ヘプタ(Hepta-)ヘプタン、ヘプタスロン(七種競技)ギリシャ語のhepta由来。陸上競技の女子七種競技をヘプタスロンと呼ぶ。8オクタ(Octa-)オクタン価、オクトパス(タコ)ギリシャ語のokto由来。8本の足を持つタコや、音楽の8度音程「オクターブ」の語源。9ノナ(Nona-)ノナン、ノナゴン(九角形)ラテン語のnovem/nonus由来が混入して定着した例外的な接頭辞(エンネアとも言う)。10デカ(Deca-)デカン、デカスロン(十種競技)ギリシャ語のdeka由来。「10年間」を指すディケイド(Decade)と同根。

10を超えた先(11以上)の数え方も、この規則の組み合わせで構成されます。たとえば11はウンデカ(Undeca-)、12はドデカ(Dodeca-)、20はイコサ(Icosa-)と呼ばれます。高分子化学や界面活性剤の炭素鎖長(ラウリル硫酸ナトリウムの炭素数12など)を扱う専門実務では、12(ドデシル基)や16(ヘキサデシル基)といった用語が日常的に飛び交います。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。