1991年夏、フジテレビの月曜9時枠で放送された『101回目のプロポーズ』は、当時のトレンディドラマの概念を根底から覆した。スタイリッシュで洗練された都会の男女の恋愛模様が主流だった枠に、不器用で泥臭い中年男性の純愛を持ち込んだ挑戦は、瞬く間に日本中のハートを掴んだ。
作品を象徴する主題歌、CHAGE and ASKAの「SAY YES」はダブルミリオンを達成する歴史的大ヒットを記録。劇中でドラマチックに流れるメロディと名シーンの融合は、お茶の間を熱狂の渦に巻き込んだ。同年の「新語・流行語大賞」でトップテンに入賞するなど、単なるテレビドラマの枠を超えた一種の社会現象として一時代を築き上げた。