個人輸入で手に入るニコチンリキッドには、大きく分けて「フリーベースニコチン」と「ニコチンソルト」の2種類が存在します。両者の最大の違いは、体内への吸収スピードと喉への刺激(キック感)の質にあります。
従来型のフリーベースニコチンは喉へのアタック感が強く、紙巻きタバコに近いダイレクトな刺激を楽しめる一方、濃度を上げすぎると喉が痛くなりやすい特性があります。対して、近年のトレンドであるニコチンソルトは、ニコチン本来の成分に有機酸を加えて精製されており、喉への刺激を抑えつつ極めて素早く血中ニコチン濃度を上昇させます。紙巻きタバコ並みの満足感を数パフで得られるのが特徴です。
自作でベース液を調合する際のニコチン濃度計算は、以下の関係式を基準にします。 例えば、50mg/mlの高濃度ソルトリキッドをノンニコチンリキッドで希釈して6mg/mlの完成品(30ml)を作る場合、必要なニコチン原液量は「(目標濃度6mg × 完成量30ml)÷ 原液濃度50mg = 3.6ml」となります。わずかな計算ミスが過剰摂取につながるため、専用の計算ツールやシリンジを用いた正確な計量が必須です。