コーヒーと紅茶のカフェイン比較!茶葉と1杯の数値が逆転する真相にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
飲料ごとのカフェイン含有量を正確に把握するために、文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」および各公的機関の測定データをもとに、標準的な飲用濃度における数値を整理しました。
飲料の種類抽出液100mlあたりカップ1杯あたりの目安量編集部の見解・特性評価ドリップコーヒー約60mg約90mg(マグカップなら120〜150mg)シャープな覚醒に適するが、胃粘膜への刺激や利尿作用に配慮が必要。紅茶(ストレート)約30mg約45mg(150ml換算)コーヒーの約半量。テアニンの働きで穏やかな覚醒感が持続しやすい。玉露(高級緑茶)約160mg約100〜130mg(少量60〜80ml抽出)コーヒーを凌駕する超高濃度。就寝前や体調不良時の摂取には強い警戒が必要。煎茶(通常の緑茶)約20mg約20〜30mg(湯呑み1杯)日常的な水分補給として汎用性が高く、カフェイン負荷は中程度。ほうじ茶・ウーロン茶約20mg約30mg(150ml換算)食事との相性が良く、カフェイン過敏症でなければ夕方以降も比較的取り入れやすい。デカフェコーヒー約1〜2mg約1〜3mg(150ml換算)カフェインを90%以上除去。睡眠前のリラックスや摂取制限時に極めて有用。
データを見渡すと明らかなのは、一般的な緑茶(煎茶)やほうじ茶が紅茶よりも低い値を示す一方、新芽を遮光栽培する玉露がコーヒーを大幅に上回る約160mg/100mlという数値を記録している点です。「緑茶=身体に優しくカフェインが少ない」という画一的な思い込みは、玉露に関しては完全に当てはまらない点に注意しなければなりません。