銀山温泉の人気が高まる一方で、課題となってきたのが特定の時間帯における極度の大混雑だ。とりわけ日没からガス灯が点灯する16時30分から18時頃にかけては、橋の上や狭い通路に大勢の撮影者が集中し、身動きが取りにくくなる場面もしばしば見られる。
混雑を避け、静寂に包まれた街並みを堪能したいなら、早朝の6時から8時頃、あるいは日帰り客が去った後の20時以降が絶好の狙い目となる。朝モヤの中に浮かび上がる街並みや、夜の静けさの中で雪がしんしんと降り積もる光景は、混雑期には味わえない格別の味わいがある。
現在ではオーバーツーリズム対策として、日帰り観光客の入場制限や時間帯別の整理券配布など、現地での安全を確保するための新たな取り組みも実施されている。訪問を計画する際は、事前に行政や観光協会の最新アナウンスを確認し、ルールを守った上で旅を楽しむことが求められている。