グローバルな拡散の引き金となったのは、世界的な動画配信サービスNetflixの大ヒットコンテンツだ。パリを舞台にファッショナブルな日常を描くドラマ『エミリー、パリへ行く』では、主人公が着用するカラフルなクロッシェの小物が視線を集めた。また、気鋭のデザイナーたちが腕を競い合うリアリティ番組『Next in Fashion』でも、クラフトワークを取り入れた斬新なコレクションが絶賛され、若者の間で編み物への関心が爆発的に高まった。
さらに、ソーシャルメディアの影響力も絶大だ。K-POP界のトップアイコンであるジェニー (BLACKPINK)が、プライベートで愛用するクロッシェのカーディガンやキャミソール姿をInstagramに投稿すると、世界中のファンがすぐさま反応。彼女たちの着こなし術は、「おばあちゃんの編み物」という古い固定観念を瞬時に打ち砕き、最先端のZ世代ファッションとして一気に浸透していった。