長年シリーズを研究するゲーム解析者や古参プレイヤーの間で熱く議論されるのが、ドラクエ7PS版と3DS版の違い評判です。UIやグラフィックの刷新にとどまらず、育成システム全体の時間効率が天と地ほど乖離しているからです。
PS版の育成環境は極めて硬派でした。完全なランダムエンカウント方式であり、フィールドを歩き回るエンカウント待ちのインターバルが発生するうえ、戦闘テンポも演出の長さから1戦あたり数十秒を要しました。上級職「ゴッドハンド」や「勇者」を目指すには数千回の戦闘を地道にこなす必要があり、100時間規模のプレイ時間の多くがこの作業に費やされていたのです。
これに対し、3DS版で導入されたのがドラクエ7 3DSすれちがい石版レベル上げという革命的なシステムです。移民の町でモンスターをなつかせて「自作の石版」を作成できるようになったことで、育成の常識が完全に破壊されました。
とくに圧倒的な効率を誇るのが、モンスターパークに送ったモンスターで作るドラクエ7自作石版メタルスライムです。リーダーにメタルスライムを指定してダンジョンを生成すると、出現する敵の大部分がメタルスライム(あるいは指定したモンスターのお供)に固定されます。シンボルエンカウント方式と相まって、接触するだけでメタル系と連戦できる環境が構築可能となりました。さらに、自作石版の内部は全エリアで熟練度上限レベルがLv99に設定されているため、レベルをどれだけ上げても熟練度稼ぎがストップしません。
「PS版のあの過酷な苦行は何だったのか」と古参ファンが驚愕するほどの時短が実現し、3DS版における育成の手間は実質的に5分の1以下まで短縮されるに至りました。