緊迫した局面において、情報の伝播スピードと正確性は命を左右する。国内ではYahoo!ニュースの防災速報アプリがリアルタイムで到達予想と警戒レベルをプッシュ通知し、NHK NEWS WEBも特設ライブ画面で刻一刻と変わる現地潮位データを放映し続けている。
こうした災害時における防災・危機管理報道の真価は、単なる事実の伝達にとどまらない。錯綜する現場情報からノイズを削ぎ落とし、住民に直ちの退避行動を起こさせる導線を作れるかどうかが試されている。情報があふれ返る時代だからこそ、公的機関や確実なメディアによる一次情報へのアクセスが欠かせない。