2004年に結成されたブリング・ミー・ザ・ホライズン 経歴を振り返ると、それはロックの固定観念を破壊し続けた歴史そのものです。デビュー当初の2006年作『Count Your Blessings』では、耳をつんざくブレイクダウンと凶悪なデスボイスを武器とする生粋のデスコアを提示。当時のUKアンダーグラウンドを席巻したものの、純粋主義のメタルファンからは激しいバッシングを浴びることも少なくありませんでした。
転機となったのは、2013年発表の4thアルバム『Sempiternal』です。キーボード兼プログラマーのジョーダン・フィッシュが加入したことで、オーケストレーションやエレクトロニックな音像が劇的に開花。続く2015年の『That's the Spirit』ではアリーナロックのスケール感を獲得し、全英・全米チャートで2位を記録しました。さらに2019年の『amo』ではポップ、ヒップホップ、ダンスミュージックの要素を大胆に取り込み、バンドの表現領域を完全に解き放ちました。