カズレーザーを語る上で欠かせないのが、彼がデビュー初期から隠すことなく明るみに出しているバイセクシュアル(両性愛者)としてのアイデンティティです。
過去に放送されたバラエティ番組『有吉ジャポン』などの場で、男性・女性の双方と交際経験がある事実をあっけらかんと明かし、スタジオを驚かせました。日本の芸能界において、セクシュアリティを殊更にドラマチックに語るでもなく、日常の瑣末な個性の一つとして飄々と提示した彼のスタンスは、視聴者に新鮮な衝撃を与えました。
彼が語る恋愛対象や好きなタイプには、極めて明確な美意識が通底しています。
- 造形美と中性的な色気:テレビ番組での発言として有名なのが、俳優の及川光博や天海祐希、京本政樹といった「凛とした気品と圧倒的なビジュアルの美しさを兼ね備えた人物」への賛辞です。性別という社会的な記号ではなく、容姿の美しさや放つオーラを直感的に評価する傾向があります。
- 精神的な成熟と自立:感情の起伏が激しく依存的な人物よりも、知的で自己規律が取れている人物に惹かれると明かしています。互いの領域を侵食せず、対等に議論ができる知性を重んじる姿勢は、彼の知的なキャラクターそのものと言えます。
「男でも女でも、綺麗なものは綺麗だし、素敵な人は素敵」という彼のスタンスは、多様性が尊重される現代の価値観とも完全に合致しており、ジェンダーを問わず多くのファンから支持を集める要因となっています。