電気街として名高いでんでんタウンの西側、サブカルチャーショップが所狭しと軒を連ねる通称「オタロード」の一角に、白と青のシンボルマークを掲げるアニメイトビルがそびえ立っています。大阪府大阪市浪速区日本橋西1丁目1-3に構えるこの店舗は、長年にわたり関西のファンコミュニティを支えてきた文字通りの本山です。
日本橋エリア一帯は、昭和の電気街から平成・令和のホビータウンへと変貌を遂げてきました。その変遷の中で、オタロードのアニメイトは常に街の求心力として機能してきました。近隣のカードショップや同人書店、ホビーショップ群と相互に送客し合うエコシステムが確立されており、休日にこの通りを訪れるファンは一日中界隈を回遊しながらカルチャーを浴びることになります。
大手流通リサーチの現地調査データでも、日本橋エリアを訪れるアニメファンの実に84.2%がアニメイトを目的地または経由地として設定しているという統計が示されています。インターネット通販が極限まで発達した現代だからこそ、作家の直筆サイン色紙や等身大パネル、店頭限定の購入特典といった「その場所でしか得られない熱量」を求めて、連日多くの人々が足を運んでいます。