では、身体を根本から温めるには何を選べばよいのか。ここで重要になるのが、東洋医学・栄養学が提示する「陽性食品」という概念だ。食材には体を温める「陽性」、冷やす「陰性」、その中間である「平性」が存在する。
陽性食品の見分け方はシンプルだ。寒冷地で採れるもの、地中に根を張る根菜類(ゴボウ、ニンジン、レンコン)、そして黒や赤といった濃い色を持つ食材が代表例である。これらには塩分やミネラルが豊富に含まれており、血流を促して基礎代謝向上を強力にサポートする。現代の栄養学的なアプローチにおいても、根菜類に含まれるポリフェノールや食物繊維が腸内環境を整え、代謝熱の生み出しやすい体質へと導くことが証明されている。