特に議論が白熱しているのが、発がん性物質としての疑いが持たれている特定添加物だ。人工甘味料の代表格であるアスパルテームは、カロリーオフ飲料やダイエット食品に広く使用されてきたが、世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)が発がん可能性物質リストに分類したことで激震が走った。微量であれば直ちに問題ないとされるものの、日常的な連続摂取に対する懸念は拭えない。
さらにハムやソーセージなどの加工肉に不可欠とされる発色剤、亜硝酸ナトリウムも見過ごせない。肉に含まれるアミン類と結合することで強い発がん性を持つニトロソ化合物を生成することが知られており、欧米ではその使用削減に向けた取り組みが急速に進んでいる。これらの成分が私たちの日常に当たり前のように溶け込んでいる現状は、決して軽視できない。