ストレス社会を生き抜く中で、メンタルの持ち様は身体の老化速度に直結する。百寿者たちの性格傾向を心理学的に調査した結果、意外にも「真面目で厳格な性格」よりも、「適度な大雑把さ」や「楽観性」を備えた人が圧倒的多数を占めていることが判明した。執着を捨て、過ぎたことにクヨクヨしない精神的なしなやかさ(レジリエンス)が、ストレスホルモンであるコルチゾールの過剰分泌を防いでいる。
予期せぬトラブルに見舞われても、「まあ、なんとかなるさ」と受け流す柔軟性。この心理的クッションこそが、心血管系への負担を軽減し、自律神経のバランスを長期にわたって安定させる最大の秘訣と言えるだろう。