豪雨時に河川の現場へ直接近づいて様子を確認する行為は重大な遭難事故に直結します。増水状況を安全かつ即座に把握するには、国土交通省山国川河川事務所および大分県・福岡県がWEB上に一般公開している防災カメラ映像を活用するのが基本です。
山国川河川事務所の公式ポータルサイトや国土交通省の「川の防災情報 山国川」では、河口部から上流部の耶馬渓エリアに至るまで、主要な橋梁や合流地点に配置された監視カメラ画像が数十秒から数分間隔で自動更新されています。特に注目すべき主要拠点は以下の通りです。
下流域の大分県中津市・福岡県上毛町周辺では、中津市 山国川 ライブカメラとして「山国橋(中津市中津・上毛町吉富境)」「下池永(しもいけなが)」「小倉(おぐら)頭首工」などの観測ポイントが整備されています。中津市中心市街地への越水や内水氾濫リスクを判断する極めて重要な定点観測地点です。
一方、中上流域の耶馬渓エリアでは、柿坂 ライブカメラをはじめ、「耶馬渓橋」「落合」「津民川合流点」周辺に耶馬渓 水位 ライブカメラが配置されています。上流で激しい雨が降った場合、中津市街地へ出水が押し寄せる前段階の兆候がこの中流域の映像にいち早く現れます。さらに、県境をまたぐ各支流の状況も大分県 山国川 防災カメラ網や福岡県河川防災情報システムを併用することで、死角なく流域全体の水害リスクを立体的に把握できます。