耳の後ろの腫れやしこりは放置厳禁?痛みの有無や原因・何科を受診すべきか徹底解説

耳の後ろの腫れやしこりは放置厳禁?痛みの有無や原因・何科を受診すべきか徹底解説

耳の後ろの腫れやしこりは放置厳禁?痛みの有無や原因・何科を受診すべきか徹底解説に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

耳の周囲には多数のリンパ節、皮脂腺、耳下腺(唾液腺)、そして頭蓋骨の突起である乳様突起が存在しています。どの組織で炎症や腫瘤形成が起きているかによって、自覚症状や危険度が異なります。臨床現場で頻繁に確認される代表的な原因を比較・整理しました。

疾患・原因名痛みの特徴・主な症状触感と可動性推奨される主な診療科耳後リンパ節炎耳の後ろ 腫れ 押すと痛い状態。風邪や頭皮の傷から細菌・ウイルスが侵入し生じる。弾力があり、皮膚の下でわずかに動く(あずき〜大豆大)耳鼻咽喉科 / 内科粉瘤(アテローム)通常は耳の後ろ しこり 痛くない。細菌感染すると発赤・激痛・熱感を伴う。半球状に盛り上がり、中央に黒い開口部(ヘソ)が見られることがある形成外科 / 皮膚科耳下腺炎(おたふく等)耳下腺炎 耳の後ろ 腫れに加え、食事時や開口時の強い痛み、発熱を伴う。耳の下から後ろにかけて境界が不明瞭な腫脹耳鼻咽喉科 / 小児科乳様突起(骨)の炎症中耳炎から波及。耳の後ろ 骨の出っ張り 腫れとズキズキする激痛、高熱。骨自体が腫れ上がり、押すと強い圧痛がある(動かない)耳鼻咽喉科(至急受診)脂肪腫・良性腫瘍無痛。年単位でゆっくりと数センチ単位まで大きくなることがある。柔らかくゴムのような感触。周囲組織との癒着は少ない形成外科 / 皮膚科悪性腫瘍(悪性リンパ腫など)初期は痛みがなく急速に増大。体重減少や寝汗、持続する微熱を伴う場合がある。硬い岩のようで動かない、あるいは複数箇所が連鎖して腫れる耳鼻咽喉科 / 血液内科

外科・総合診療の臨床現場の知見によると、耳の後ろのできもので受診する患者の多くは粉瘤やリンパ節の反応性腫脹といった良性病変です。しかし、中には重篤な感染症や腫瘍性の病変が隠れているケースもあるため、特徴を正確に捉える観察眼が求められます。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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